口の臭いを抑えるためのグッズとして効果が期待できるのがマウスウォッシュ。
その中でも個人的におすすめなのが「プロフレッシュ」です!
実際にいいなぁと思っていて、その内容は「プロフレッシュの効果についての個人的な意見です。」にまとめてるんですが、このプロフレッシュ、使い方が他のマウスウォッシュとちょっと違います。
簡単に言うと、まず準備がいる(別に面倒くさくはないけど)ということ。
そして、
- 普通にすすぐだけ
- すすぐと同時にブラッシングをする
- さらに舌を掃除
というような、使い方として3つの方法があるんです。
ここから、それぞれの説明をしていきます。
まずはプロフレッシュの準備から
プロフレッシュは普通のマウスウォッシュとは違って、使用する前にちょっとした作業がいります。
プロフレッシュは
- 本体のボトル
- A液
- B液
の3つから成り立っているんですが、
- 本体のボトルにA液を入れて混ぜる
↓ - そこにB液を入れて混ぜる
↓ - その後30分待つと使用可能!
という流れで使っていきます。別にたいした手間でもなく、最初に1度混ぜてしまうだけです。
なぜこんな事をしないといけないかと言うと、プロフレッシュの口臭を抑える仕組みに関係してきます。
プロフレッシュが臭いを抑える仕組み
口臭というのは、主に口の中の細菌が、食べかすなどを分解したときに作り出されてしまうガスです。
この細菌の活動を抑えることができれば口臭を減らすことが可能なんですが、実はこの細菌は酸素が苦手。
プロフレッシュは二酸化塩素という物質を発生させ、その物質によって酸素を口の中に行き渡らせます。
そうすることで細菌を殺菌し、口臭を減らすことができる、というマウスウォッシュ。
そして二酸化塩素を発生させるために、液体を混ぜる必要があり、使用する前に混ぜる作業がいるんです。
プロフレッシュの3つの使い方!
では、プロフレッシュの3つの使い方と、何でそんな事をするのか、についてです。
普通にすすぐ
これは一般的やマウスウォッシュと同じ使用方法。
ボトルのキャップ1杯程度(約7.5cc)を口に含み、しっかりすすぎながら口の中に行き渡らせて吐き出します。
キャップ1杯分の量が、初めはすごく少なく感じるんですが、それで大丈夫です。
ブラッシングと併用
そして1番大事なのがコレ!
同じようにキャップ1杯分のプロフレッシュを含んですすいだら、吐き出さずにそのまま歯ブラシでブラッシングをします。
そして、最後にもう1度プロフレッシュですすいで終了。
「えっ?マウスウォッシュなのに歯ブラシ!」と思う人もいるかもしれませんが、いわゆる液体歯磨き(デンタルリンスとも)として使う方法で、こうするのにもちゃんと理由があります。
細菌は歯垢の中に!
口臭を作り出すのは細菌だと書きましたが、細菌は口の中をフワフワ漂っている訳ではありません。その多くは歯垢として歯や歯茎の間にこびりついています。
(歯垢を食べかすと思っている人もいますが、まさに細菌の塊です)
ネバネバしていて、うがいするだけでは、はがれ落ちる事はなく、液体が歯垢の中まで浸透していく事もありません。
つまり、すすぐだけでは表面にいる細菌だけにしか効果がないと言えます。
そこで、歯ブラシで物理的に歯垢をはがして、細菌に届くようにする必要なあり、そうすることで細菌を殺菌する事ができるんです。
舌も掃除する
そして、プロフレッシュのサイトでもおすすめしているのが、ブラッシングの後に、さらに舌の表面をきれいにする、というもの。
コレも口臭を抑える事と大きな関わりがあります。
口の中の口臭は舌苔からも!
舌の表面にできる白っぽい(あるいは黄色っぽい人も)汚れを、舌苔(ぜったい)といいます。
舌苔とは、
- 食べかす
- 口の粘膜からはがれた細胞
- 白血球
などが舌の表面に溜まったもので、そこには細菌も存在し、口臭を大量に発生させている場所となっています。
なんといったって細菌のエネルギーとなるモノばかりなので。
つまり、プロフレッシュと同時に舌苔を取り除きながら殺菌する事で、さらに口臭を抑える働きを高める事ができる、という事です。
プロフレッシュには別売のタングスクレーパーという舌を掃除するための器具があるんですが、他にも舌を磨くための専用のブラシや器具が売られています。
磨きすぎは厳禁!
ただし舌というのは粘膜であり、磨きすぎるのは口臭に対して逆効果となる場合もあるので、注意しましょう。
プロフレッシュの使い方のまとめ
つまり、普通にすすぐだけでも細菌を殺菌してくれるかもしれませんが、肝心の細菌が奥の方(歯垢や舌苔の中)にいて、液体が届かない。
なのでブラッシングなどと併用するのが良いんじゃないかと。
ちなみに、よく見かけるんですが、すすぐだけで汚れが完全に落ちてピッカピカッ!なんて都合のいいマウスウォッシュはあり得ません。(たぶん)