口臭の対策にマウスウォッシュを使ってる人は多いと思いますが、そんな人の悩みでよく聞くのが、
- 口の中が痛い
- しみる
- ピリピリする
というもの。
マウスウォッシュの刺激が強いのはなぜなのか?
低刺激のタイプのメリットやデメリットと一緒にみていきます。
マウスウォッシュの刺激が強くなる原因はアルコール
あらためて言うほどの事でもないのかもしれませんが、マウスウォッシュを使って口の中がピリピリする原因、それはアルコールが含まれているからです。
アルコールが入ってる理由としては、
- マウスウォッシュに入ってる成分を溶かすため
- マウスウォッシュに入ってる成分の味をおさえるため
などがあります。
アルコールはキズの消毒、殺菌などに使われるため、同じような理由でマウスウォッシュに入ってると考えられがちなんですが、実際には配合されている程度の濃度では、殺菌したりというような効果はないようです。
低刺激タイプが増えてきてます
そんなマウスウォッシュですが、最近では低刺激を特徴としたノンアルコールタイプも増えてきてます。
刺激が気になる人も多く、ノンアルコールタイプが人気となっているので、多くのマウスウォッシュでラインナップとして揃えています。
アルコールが入ってるかどうかで、どう違ってくるのかについてみていきます。
低刺激タイプのメリット
口の中に優しい
まずアルコールが入っていないと、特有のピリピリッとした感じがかなり無くなります。
(低刺激タイプでも少し刺激を感じるものもありますが)
つまり口に優しい!
- 口の粘膜が弱い
- 口内炎ができやすい
- ただただ痛みや刺激に弱い
といった場合には、低刺激のタイプの方がいいかも。
口が乾きにくい
そしてアルコールが入っていないマウスウォッシュの1番のメリットじゃないのかなぁ、と考えてるのがコレ。
アルコールの入ったマウスウォッシュを使うと、普段は唾液で潤ってる口の中を乾かしてしまうんです。
口臭は口の中の細菌が食べかすなどのタンパク質を分解して活動し、それらが腐敗して発生する気体が原因。
唾液には、そんな細菌を殺菌する成分やエサとなる食べかすを洗い流す作用があり、口臭のケアにはとても重要。
そんな唾液を乾かしてしまうのは、口臭対策にとって逆効果!
ココが低刺激ノンアルコールタイプの大きなメリットでしょう。
低刺激タイプのデメリット
味がきつい場合も
上にも少し書きましたが、アルコールにはマウスウォッシュの味を整える、という働きがあります。
そして低刺激タイプではアルコールが配合されていません。
マウスウォッシュには殺菌したり汚れを落としたりといった薬用の成分が配合されているものが多く、当然それなりの味もします。
(薬品っぽい味とか、成分にもよりますが)
低刺激タイプで、「ピリピリしないのはいいけど味が合わない」という意見もたしかにあるので、人によっては向き不向きはあるかも。
(個人的には、飲み物を飲んでる訳じゃないんで我慢できますが)
スッキリしない
コレも低刺激タイプのデメリットと言えるかもしれません。
口の中から臭いがして気持ち悪い、という理由でマウスウォッシュをしている人は多いと思います。
でもノンアルコールの低刺激タイプの場合、
- 刺激が少なくて物足りない
- スッキリしない
- 効いてる気がしない
という意見もあります。
私も今使ってるのが低刺激タイプなんですが、初めて使ったときは、「何これ?効いてるの?」と感じたものです。
(次の日の朝に変化を実感してビックリしましたが…)
スッキリしたい場合には、やっぱり低刺激タイプでは物足りなくなるかもしれません。
個人的におすすめのマウスウォッシュを選んでみました!
「マウスウォッシュのおすすめ、個人的にはこの5つ!」
低刺激タイプのマウスウォッシュのまとめ
メリット、デメリットは当然あるんですが、やっぱり個人的には低刺激タイプをおすすめしたいところ。
なんといってもノンアルコールの方が唾液の乾燥を抑えるから!
口臭をケアしたくて使ってるのに、逆効果になるかもしれないモノはどうなのかなぁ、と。
最近はメジャーどころ
- リステリン
- ガム・デンタルリンス
- システマ
などでも、低刺激タイプがラインナップされてます。
またモンダミンでもアルコールは少し含むものの低刺激タイプがあります。
たしかに爽快感が少ない、というのはありますが、口臭ケアのためには低刺激のノンアルコールタイプじゃないでしょうか。
個人的に使ってるのは、ノンアルコールのプロフレッシュというマウスウォッシュ。
上にも書いたように最初は「はぁっ?」って感じでした。
アルコールが入ってないせいか、成分である塩素っぽい味もなかなかです。
ただ朝起きたときの実感は驚きました。
実際に使ってみた感想もどうぞ。