口の臭い、気になりませんか?
仕事や学校など気になる場面もたくさんあるし。
そんな口臭ですが、相手に臭いが届いていなければ大丈夫なわけで、臭いがどのくらいまで届くのかを知っておくと役に立ちます。
ココでは口の臭いがどのくらいまで届くのか、臭いの種類に分けてみていきます。
口臭は大きく分けて2種類!
ひとくちに口臭といっても、口の臭いには大きく分けて2種類あります。
(ニンニクや納豆、お酒など食べ物による臭いは、ココでは除きます)
その種類によって口臭が届く距離も変わってくるので、まずは簡単に2つの口臭の種類についてみておきます。
生理的口臭
生理的口臭というのは、生きていれば誰にでも起こる口臭です。
(強弱は人によって、あるいは時間帯や状況によって変わりますが)
1番の原因としては、唾液の不足です。
口の中にはすごい数の細菌がいて、食べかすなどを分解して活動しています。
分解された食べかすなどは腐敗して硫黄を含む気体を発生。
そのガスが口臭の元になります。
唾液には、
- 口の中の食べかすなどを洗い流す
- 含まれる酵素などが細菌を殺菌する
といった働きがあるんですが、その唾液があまり分泌されなくなると生理的口臭が発生しやすくなります。
そんな口臭が発生しやすいタイミングとしては、唾液が減って口の中が乾いてしまう、
- 寝起き
- 緊張してるとき
- ストレスを感じているとき
- お腹がすいているとき
などがあり、しっかりと唾液を出すことで対策できます。
病的口臭
コレはすべての人に関係してくるわけではなく、体の病気や不調によって臭いが発生する、というもの。
胃炎や腸の不調による便秘などがコレにあたります。
胃腸などの不調によって食べた物が長くとどまると、そこで腐敗が進み臭いの成分が作られます。
それが直接逆流してくる事はないんですが、臭いの成分が血液に吸収され体を回り、一部は肺にも達します。
そして呼吸と一緒に口から外に出てきて、口臭となります。
原因はいろいろありますが、改善するには病気や不調を治すしかありません。
ではそれぞれの口臭がどのくらいの距離まで届くのかについてです。
口臭が届く距離は?
口臭の強さは人それぞれなんですが、一般的に届くと言われている距離は次のようになります。
生理的口臭が届く距離
この口臭が届くのは30㎝ほどです。
仕事関係の人などでは、 この距離で話すことも少ないかと思いますが、家族や親しい間柄の相手だと、これくらい近づくこともあるので注意は必要かもしれません。
病的口臭が届く距離
臭いが届くと考えられているのは50㎝~1mほど。
コレだと普通に会話する場合でも十分とどく距離と言えるので、この口臭がある場合には注意が必要かもしれません。
ちなみに病的口臭の方が距離が長い理由としては、
- 病的口臭の方が臭いがきつい
- 呼吸と一緒に出てくるので距離が出やすい
ということがいえるでしょう。
臭いがきつい場合が多い!
例えば同じ口の中から出てくる臭いとして、生理的口臭と病的口臭である歯周病による口臭があります。
同じく口の中の細菌によって作られるんですが、歯周病を引き起こす歯周病菌が作り出す臭いの方が、より強い臭いの成分(メチルメルカプタン)を多く含むことがわかっています。
当然臭いがきつい方が、遠い距離にいても臭ってしまいます。
もう1つの方に関しては、口の中で作られた臭い(生理的口臭)がしゃべったりした時に届く距離よりも、呼吸してるときの息(体内で作られた臭い)の方がより遠くに届く、ということです。
口臭の距離についてのまとめ
- 誰の口の中からも発生する生理的口臭については、だいたい30㎝くらい
- 体の中で作られた病的口臭では、呼吸と一緒に出てくるので1mくらい
もちろん臭いの強さによっては、届く距離も変わってきます。
また、
- 屋外か屋内か
- 密閉されてる場所かどうか
- クーラーなどで風上や風下ができていないか
といった状況の違いによっては、その距離も大きく変わります。
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詳しくは
「プロフレッシュの効果についての個人的な意見です。」
もどうぞ。